デル アンバサダープログラム
今回のレビューは、デル アンバサダーのモニタープログラムにて借りた機種を利用して行っている。
はじめに
この度、デル アンバサダーのモニタープログラムに登録し、XPSの体験モニターに応募してみたところ当選した。そこでDELL XPS 15 9500を体験できる機会を得たので、4回に渡ってレビューをしていきたい。
梱包
梱包についてはAppleの箱と似たような方法でなされていて、左右の耳を手前に引くと中の箱が持ち上がってくる。
パッケージについては高級感があり、蓋を開けることで本体がすぐ出てくる。裏蓋には、XPSのロゴが刻まれている。
付属品
付属品は、①本体、②ACアダプター、③USB-Cアダプター、④マニュアルである。
スペック
プロセッサー | 第10世代 インテル Core i7-10875H(16MB キャッシュ, 最大 5.1 GHz まで可能, 8 コア) |
OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
メモリー | 32GB DDR4-2933MHz, 2x16GB |
ストレージ | 2TB M.2 PCIe NVMe SSD |
グラフィックス | Intel UHD Graphics、NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti 4GB GDDR6 with Max-Q |
ディスプレイ | 15.6インチ UHD+ (3840 x 2400) フレームレス タッチ 反射防止 500-Nit ディスプレイ |
カラー | プラチナシルバー&ブラック |
ネットワークアダプター | Killer Wi-Fi 6 AX1650 (2×2)・Bluetooth 5.1 |
キーボード | ブラックバックライトキーボード(日本語)指紋認証リーダー付き |
バッテリー | 86Wh バッテリー(6セル) |
本体
本体はアルミを加工して作られている。天板部分にはDELLのロゴが入っている。
裏面には排気用のスリットやゴムの台座がある。
ポート
左:①1 x USB-C 3.1(電力供給およびDisplayPort対応)、②フルサイズSDカード リーダーv 6.0、③3.5 mmヘッドホン/マイクロフォン コンボ ジャック
右:④ウェッジシェイプ ロックスロット、⑤2 x Thunderbolt 3(電源供給およびDisplayPort対応)
外観、サイズ
サイズはA4用紙よりも一回り大きいが、筆者が所有している他メーカーの15インチよりは一回り小さい。そのため、15インチというよりは横長の13インチのように感じられる。
本体の厚みはある程度ある。一番厚みがあるヒンジの部分に比較としてiPhone 8を置いてみたが、それなりに厚みがあることがわかってもらえると思う。
重量
重量は2kgで本体が金属製なのもあり、密度がある重量感でずっしりときてしまう。
ACアダプターの重量は486gで約500gほどあった。アダプターも一緒に持ち運ぶと2.5kgになる。
ディスプレイ
ディスプレイのベゼルには、メーカーのロゴがなくスッキリしている。
また、Infinity Edgeを採用しておりベゼルの太さは約4mmだった。
発色は綺麗で、とても見やすい。Adobe RGB(最大で100%)やDCI-P3(94%)の色域に対応し明るさも500ニトあるため、性能は申し分ない。加えて、CorningのGorilla Glass 6を採用したタッチパネルを搭載している。
視野角は上記の通りで、写真だと少しコントラストが弱いように見えてしまっているが、実際には問題なく見えている。
ディスプレイの角度は、実用上問題ない角度まで開く。
キーボード
キータッチは若干深目で打鍵感は軽く、スムーズに入力することができる。
また、LogicoolのMX Keys KX800と比較しても、キーのサイズは遜色ない。
唯一の不満点は、十字キーがT字ではないため操作感に違和感がある点だ。
タッチパッド
タッチパッドは大きくて使い勝手は良い。
左右下のクリックは軽いクリック感ではなくしっかり押し込まなければいけない。
パームレスト
パームレストは、カーボンファイバーを採用しておりカーボンの素地をそのままにしているが、デザインとしても悪くない。
カメラ
カメラはメインカメラが720Pで、補助として赤外線カメラや環境照明センサーを内蔵している。
また、使用中にはライトが点灯する。
スピーカー
スピーカーの出力は5Wで、スピーカーはキーボードの横と本体底面にある。底面のスピーカーについてはウーファーとなっている。
USB-Cアダプター
USB-C変換アダプターは非常にコンパクトで、接続できる端子はUSB-AとHDMIである。
ケーブルは本体に直付されて、収納時は折り曲げるので耐久性に不安を感じる。
ACアダプター
ACアダプターは、130Wの専用アダプターとなっている。性能は、インプットが100-240V/1.8A、アウトプットが5V/1A、20V/6.5A、容量が130Wとなっている。
サイズは、iPhone 8と比較してもかなり大きいことがわかる。
欲を言えばAppleのACアダプターのように本体とケーブルが分離してくれたほうが取り回しがよくなって便利だ。(ただし、USB-PDでは100W限界なので仕方がないと思われるが。)
おわりに
DELL XPS 15 9500の開封と簡単なインプレッションをした。触った感想として、製品自体の質感はよく性能も申し分ない。しかしながら、いくつか気になる点もあるので次回以降のレビューで扱って行きたい。
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