はじめに
今回、今まで筆者が目を背けてきた問題の一つの「ガジェットの箱をどうするべきか」という問題について考えていこうと思う。流れて押しては、処分のメリット・デメリット、処分する上での感情面の話、筆者なりの収納・処分法を簡単に紹介し、最後にまとめを書いていきたい。
メリット
箱を処分することでのメリットをいくつか書き出していこうと思う。
①箱が減ることによって部屋が広くなる。
②部屋が綺麗になる。
③引っ越しがあった場合でも少し身軽になる(かも)。
④箱を断捨離することによって、ガジェット自体を断捨離することに繋がる(かも)。
以下に詳細を書いていきたい。
①は、言うまでもないことかもしれないが箱を置いておくことで部屋の使えるスペースは狭まってしまう。その使えないスペースに、賃貸に住んでいる場合はお金を払うことになるため無駄遣いになってしまうと考えることもできる。賃貸でなくても、使えないスペースがあることはもったいないことなので処分を考えた方がいいだろう。
②は、これもいうまでもないが部屋を清潔に保つことにつながるだろう。箱が置いてあると部屋の美観を損ねることもあるだろう。また、虫が発生する原因になることもあるため処分を検討する理由の一つになるだろう。
③は、引越しの際にも、少しでも余分な箱を減らすことによって準備が少しでも進みやすくなる。
④は、箱を処分する際に使っていなかったガジェットを再発見することもあるため、必要ないガジェットを処分することに繋がるだろう。
デメリット
箱を処分することでのメリットをいくつか書き出していこうと思う。
①修理の際に必要になることがある。
②箱にシリアルナンバーや保証書がついていることがある。
③ガジェットの保管に困ることがある。
④ガジェットを売る際に減額される可能性がある。
以下に詳細を書いていきたい。
①は、メーカによっては修理の際に箱に入れて送ることを要求される場合もあるため注意が必要だろう。ただし、最近は引取型の修理サービスも充実しているため、そこまで気にする必要なはないかもしれない。例えば、筆者がAppleに修理を依頼した際には、クロネコヤマトさんが専用の箱を用意して集荷に来てもらう形であった。
②は、箱自体に箱に製品保証シールが貼り付けられている場合があるために捨てないほうがいいだろう。例えば、筆者の場合はグラフィックボードの箱に保証書のシールが貼り付けてあったり、DELLのモニターを購入した際には箱にシリアルコードが貼り付けてあったりした。
③は、ガジェットの収納についてだ。ガジェットによっては壊れやすい製品もあるので、保管をする際に困るのを避けるためには箱が必要なので処分する際には気をつけたほうがいいだろう。プラスチッキーな製品は注意が必要かもしれない。
④は、ガジェットを売却する際に減額されてしまうので注意が必要だということだ。例えば、筆者が中古スマホを買う際に利用しているイオシスさんでは付属品がないことによって5%減額されてしまう。同様にソフマップさんでも減額される旨が記載されている。
ガジェットを売ることが多い人はどこで売るのかを考えた上で箱を処分するかどうかを決めたほうがいいだろう。
感情面の話
物を処分することには感情的な問題が付き纏うことがある。
例えば、筆者は物を捨てるの非常に苦手な性格でついつい溜め込んでしまう。
こうした問題の根源は、筆者の場合①いつか使うかもしれないという感情、②いつか売るかもしれないので付属品がないと買取価格が下がったらどうしようという感情、③付属品も含めて所有しているというある種の満足感、④堂々巡りになってしまうが純粋にもったいないという感情がある。
これ以外にも、様々な人が色々な感情を抱えているかもしれない。多くの人は、そこまで複雑に考えることなく捨てることができているのだろうが、筆者の場合はそういうわけにもいかない。
箱を捨てるだけでも、筆者の場合はこうした感情面について折り合いをつける必要があるということを触れておきたい。
それでも処分はすべき
前段までは、処分のメリット・デメリット・感情面について考えてきた。
その上での結論としては、「処分」すべきというのが筆者の結論だ。やはり、場所には限りがあること、使わないものをいつまでも溜め続けているとどんどん整理するのが億劫になってしまうので、それを防ぐためにも処分はするべきだろう。
ただし、闇雲に処分するのではなく自分なりの基準を用意することや処分方法・整理方法を具体的に検討しておくことが必要だろう。この後は、具体的に処分の基準や方法を考えていこう。
処分の基準
ここでは、筆者なりの具体的な処分の基準を簡単にまとめておきたいと思う。
①好きなブランドや高額なガジェットの箱は取っておく
やはり好きなブランドや高額なガジェットの箱は処分するには忍びないのとコレクションとしての価値があるので処分しないようにしたほうがいいだろう。
筆者は、特にAppleが好きなのでAppleの箱は無条件に保管をしておくことに決めている。
このほかにも、カメラの箱やイヤホンの箱なども処分しないようにしている。
②価格別に処分期間を設ける
ガジェットの価格は様々ななので、少額なガジェットの場合は早々に処分を決めてしまってもいいだろう。
筆者の場合は、
・1万円以下のガジェットの箱はすぐ処分
・1万円から10万円のガジェットの箱は保証期間が過ぎるまで取っておくか自分が処分してもいいと思うまで保留
・10万円以上のガジェットの箱は取っておく
といった形にしている。
③保証期間を目安に処分を決める
ガジェットによっては、保証期間が過ぎれば箱を処分するように心掛けている。早々に壊れないガジェットの箱は処分したり、自分の経験上壊れやすいと感じるガジェットの箱は処分しないなど、今までの経験も処分する際の参考になるだろう。
④強制的に1年経過後に処分
後は、強制的処分期間を決めてしまうのも一つの手だ。
これは、保証期間との兼ね合いもあるがダラダラと残しておくべきではない箱はすっかり捨ててしまうようにしている。
番外編:買い替え頻度
筆者はガジェットを売ることがないので、あまり考えてこなかったが買い替え頻度が高い人は、当然処分せず取っておくのが正解だろう。
筆者なりの処分法・収納法
おそらく一般的なことばかりなので書くまでもないかもしれないが、ここでは筆者なりの片付け方法を書いていきたい。
処分法
⓪筆者の場合は処分する時に、写真で何を処分したのかを記録しておくことで気持ちとの折り合いをつけている。また、処分したことを忘れて箱を探してしまうことを防げる。
①処分する箱はできるだけ同サイズにまとめて畳んで縛るとばらけずに処分しやすい。サイズがバラバラな場合は、大きい箱を外側にし小さい箱をまとめて縛るといいだろう。
②自治体の分別方法通りにまとめておく。できる限り分別することを心がける。
③筆者はやったことがないが、Apple製品の箱はフリマサイトなどでよく販売されているので売ることも検討する。
収納法
①箱はできるだけ同サイズにまとめる。
②処分しない大きめの箱は、畳んでおく。
③マトリョーシカのように箱の中に箱を入れる。
まとめ
0.物を捨てにくいタイプの人は心との折り合いをつけることを重視する。
1.処分のメリット・デメリットは人によって様々なので自分の状況(ライフスタイル)・性格(物を捨てにくい性格かどうか)・環境(部屋のスペース)などをもとに考える。
2.処分する際にはざっくりでも良いので基準を設けて条件に適合したら処分してみる。
3.自治体の分別方法を調べてから処分する。
4.自分にあった処分方法・収納方法を見つけておく。
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